・リポート一覧|三月〜四月|四月下旬|五月|六月|七月|八月|九月|十月||十一月|十二月|一月|二月|三月|
合宿後、4月29日のオープンに向けて急ピッチで作業が進められた。西山美なコ先生は展示物の中央に建つパビリオンやステーションなどの制作、広瀬光治先生はニット部分のサンプル制作に奔走。美術館ではメンバーの追加募集があり、オープンまでに20名のメンバーが集まった。そしてオープン三日前、真っ白なパビリオンが展示室に運び込まれた。
4月24日、展示室の床一面にカーペットが敷き詰められた。翌25日の展示室では足場が組まれ、白く塗られたパビリオンの土台となる鉄骨が運び込まれる。写真はドーム型の屋根のパーツを組み、つり上げる作業をしているところ。
ドームの鉄骨に白いフェイクファーをかける。強力なマグネットでファーを固定。
そこにネット編みで編まれた屋根をさらにかぶせた。
ドームをさらにつり上げ、柱の鉄骨を組んでいく。展示室の中央にパビリオンが建った。
カーペットの上に敷いていたブルーシートがはずされ、次の作業は床の花壇へ。
花壇の土台となるカーペットに屋根と同じフェイクファーを貼っていく。とても大きな面積を貼るので25日の作業はここで終了。
26日、27日はメンバーの事前研修日。合宿後の追加募集で加わった新メンバーはゆび編みとかぎ針編みの実技研修、合宿参加者は西山美なコ先生の作業をサポートする。
花壇の飾りに使用する「うね」状のパーツを作る。長方形のフェイクファーに綿をつめてくるくるとねじる。別名「クリーム」と名付けられたパーツの出来上がり。
クリームをホットボンドで接着しやすいように、模様に合わせて花壇のファーを刈り込んでいく。この作業は通称「毛刈り」と呼ばれ、今後メンバーの手で進められていく作業となる。
「クリーム」を毛刈りした花壇に接着していく。フェイクファーの花壇に立体的な模様が浮き上がる。
研修の時間以外は西山先生の作業が進められる。展示室の入り口に飾られるパーツを塗る西山先生。
展示室の入り口にパーツを設置。白い壁にはパビリオンをイメージさせるイラストも貼られている。
4月29日、展示室がいよいよオープン。とはいっても公開制作の始まりなので作業は引き続き行われる。この日は広瀬先生が合流し、西山先生とパビリオンを前にニットパーツの打合せ。展示室で行われるこうした様子も来場者は見ることができる。
これまでに制作したサンプルをパビリオンに合わせて様子を見る。普段ウエア物を中心に制作している広瀬先生はパビリオンの大きさに驚いた様子。屋根に飾るリボン、お花のモチーフなど手元で見ているときと大きさの印象が全く変わるため、今後の制作の方向性を西山先生とつめていく。
午後は来場者が見守る中、メンバーと作家の交流会が行われた。まずは5月1日からスタートする「エブリディニット」でメンバーが来場者に指導するゆび編みのお花を復習。実際に指導するときのポイントを広瀬先生からアドバイスを受ける。
夕方からは広瀬先生と西山先生のオープニングイベントが行われた。お二人がものづくりと関わることになったきっかけや、オープン前に行われた合宿でのエピソード、公開制作への意気込みなどを話された。会場は終始和やかな雰囲気に包まれた。