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展示物の制作は広瀬先生によるサンプル出しがいよいよ大詰め。ニットパーツも少しずつそろい始めてきた。今回の小学生へのゆび編み指導はメンバーと一緒に行い、子ども達への指導法についても多くの学びや気づきがあった。毎月行われているメンバーの研修風景、貴重なアンティークレースや衣装を紹介した広瀬先生の講演会の様子をご覧頂きたい。
■展示室の様子
パビリオンにはシャンデリアが試験点灯され、9月のオープン時に置かれるニットの靴を置く台が仮置きされた。これらに取り付けるニットのパーツを当てながら、広瀬先生と西山先生の打ち合わせが滞在期間中随時行われた。
エブリデイ・ニット・プロジェクトでは6月に入ってからかぎ針編みのモチーフが新たに加わり、お花の色合いやボリューム感にも奥行きが出てきた。西山先生により、色のバランスが調整されてひとつひとつの花が輝き始める。写真は6月18日撮影。
平日のエブリデイ・ニット・プロジェクトはまったりとした雰囲気。カップルやご年配の夫婦、修学旅行の学生さん達など、メンバーや会場に居合わせた広瀬先生にアドバイスをされながら、ゆったりとした時間を過ごす。
エブリデイ・ニット・プロジェクトが終わるとサンプル出しに戻る広瀬先生。最後のサンプルはメッシュワークなので型紙にモチーフをしつけていく。
■小中学校連携プログラム
6月19日、金沢市立小立野小学校に向かう広瀬先生とメンバー。この日はNHKおしゃれ工房の他、地元のテレビ局と新聞社の取材が入った。
今回ゆび編みにチャレンジしたのは4年生の子ども達90名。授業の一環として行われ、体育館でグループごと輪になって編み始めた。メンバー一人に子ども15名という大所帯にスタート時は大騒ぎ。広瀬先生も一人一人に声をかけ、つまづいている子どもがいないか、手の足りないグループはないか会場中を回っていく。
最初はとまどっていた子ども達も、調子をつかむと一気に楽しくなってきた様子。「楽しくって思わず笑っちゃうね!」と笑顔の子、集中して真剣そのもので夢中に編んでいる子、汗をかきながら休み休み編む子、それぞれに少しずつ編み進めた。
ほぼ全員がマフラーを完成させ、最後は広瀬先生への質問コーナー。初めて編んだものは?いつから編み物をしているの?これまで何枚のセーターを編みましたか?と、矢継ぎ早に質問が飛び交う。広瀬先生はひとつひとつににこやかに答え、子ども達の積極的な姿に喜んでいるようだった。
■メンバー研修の様子
6月19日の夕方、メンバー向けの研修が行われた。エブリデイ・ニット・プロジェクトにおいて7月から始まる新モチーフの指導法を広瀬先生直々に伝達する。
作り目のポイント、針の入れ方、よくある間違いなど記号をひとつひとつ追いながら、指導するときのポイントを伝えていく。メンバーもすでに慣れた手つきでモチーフを編みながら、広瀬先生のアドバイスに耳を傾ける。
■広瀬光治講演会 「棒針編みと世界のレースのお話〜ニットカフェ・イ ン・マイルーム」
6月20日、広瀬光治先生による講演会が開催された。今回は広瀬先生が実際に訪れたヨーロッパで買い集めた貴重なレースや現地で撮影してきた写真をスライド上映しながら、そのテクニックや歴史的な背景などを紹介した。
前回に引き続き、棒針編みのテクニックの紹介も行われた。最後には棒針で編まれた作品として、広瀬先生がおしゃれ工房に出演したときに着用した衣装を展示。それぞれの作品のエピソードなども披露された。