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外側のパネル、内側のパネル、柵に取り付けるフリルの量は膨大なものになった。それらを取り付けるだけでも通常のセーターの仕上げとは比べものにならない作業量だ。八月はまさに総仕上げと位置づけて広瀬先生もイベントをはさんだ長期滞在となった。
■展示室の様子 一日目
7月に取り付けた大きなパネルを縁取るのは様々なフリル。パーツごとに違うフリルを手分けして縫いつけていく。
一旦固定されたパネルをすべて取り外し、仕上げ作業が急ピッチに進められる。
前回の滞在後につめていた靴の作業も大詰め。西山先生が編み地と型を接着し、最後の仕上げに取りかかる広瀬先生。
ビーズを編み込んだリボンに小さな花のモチーフを取り付けて靴はようやく完成となった。
空間全体の仕上げも始まった。エブリデイ・ニット・プロジェクトで編み上がった白のお花をメンバー達が取り付ける。
この日はメンバーの研修も行われた。7月に合流した第3期メンバーは作家のお二人に会うのが初めてとあって、改めて自己紹介をしながらの研修となった。
■講演会&展示室の様子 二日目
「親子でニット!ゆび編みマフラーを作ろう」をテーマに行われた広瀬先生の講演会では夏休み最後の週末を楽しむ親子約70名が参加。広瀬先生の子ども時代の話、編み物大好きな小学生の話などを盛り込み、手作りの楽しさを伝えた。
ゆび編みの実技が始まると手に汗を握りながらも毛糸と格闘。参加者にとっては夏休みの楽しい思い出の日となったのではないだろうか。
展示室では西山先生の作業が一気に進められる。ドームのてっぺんには毛糸玉をモチーフにした可愛らしい飾りが取り付けられた。
白を基調とした空間に赤やショッキングピンクのフェイクファーが運び込まれる。いよいよ展示室の雰囲気も大きく変わろうとしている。
■展示室の様子 三日目
メンバー研修で行われた取り付け作業も進んで、ゆび編みとかぎ針編みの花がバランス良く固定されている。4面ある床の庭も3段ずつほぼ埋まって空間を彩っている。
柱に取り付けたパーツの仕上げをする広瀬先生。バラバラだったパーツが少しずつパビリオンに組み込まれていく。
靴が完成し、最後のパーツとなるシャンデリア飾りに取りかかる。
シャンデリアにはパールビーズを編みこんだ鎖編みを固定、土台のカーブに合わせた飾りにも小さなビーズが編みこまれている。
■展示室の様子 四日目
柵のフリルと格子、立体感のあるレリーフが取り付けられた柵に、小さな花をつけるかどうかを試す。
格子と同じ糸で少ないお花にするか、モヘアで一回り小さなお花をたくさんつけるのか、二人の意見が交わされる。
シャンデリアの全体のバランスを西山先生に相談する広瀬先生。残りのパーツを取り付けるのはオープン直前となるので、まさに最終調整になる。
主なパーツの作業が終了したパビリオン。細かい調整はオープン前に行われることになった。オープンまであと二週間を切った。